一般社団法人日本パン技術研究所 フードセーフティ部
AIBフードセーフティ(GMP)指導・監査システムのホームページ
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1.AIBフードセーフティ(GMP)指導・監査システムとは

2.フードセーフティとは

3.JIBが実施しているAIBフードセーフティ(GMP)指導・監査システムと
  AIBが実施しているそれとは違いがありますか?

4.AIBフードセーフティ(GMP)指導・監査システムは、製パン・製粉企業
  以外でも導入されていますか?

5.AIBフードセーフティ(GMP)指導・監査システムを導入すると、どのよ
  うな効果がありますか?
6.HACCPやISOを導入していれば、AIBフードセーフティ(GMP)指導・監
  査システムを導入する必要は無いですか?
7.AIBではHACCPの認証を実施していますか?
8.AIBの達成証書は何年有効ですか?定期的に監査を受けなければなら
  ないのですか?
9.食品安全の取り組み方法について教わりたいのですが?
10.AIBフードセーフティ(GMP)指導・監査システムでは、有害生物駆除剤
  の使用を認めていないのか?
1. AIBフードセーフティ(GMP)指導・監査システムとは

食品施設や食品関連施設において、製品製造および管理のための食品安全環境を整えるために、AIBが確立したシステムです。主にGMP(適正製造規範)について現場中心に点検します。施設内の不衛生な状態、管理されていない状態を探し出し、潜在的な食品への危害を取り除くことを目的としています。このシステムは、認証制度ではありません。

2.フードセーフティとは

消費者に危害を与えない製品を安定して製造する、供給する取り組み。食品の安全性を確保するための取り組み、あるいは食品の安全(性)を意味します。この取り組みは、一過性ではなく、継続して取り組む必要があります。

3.JIBが実施しているAIBフードセーフティ(GMP)指導・監査システムと
  AIBが実施しているそれとは違いがありますか?

違いはありません。JIBでは、AIBとライセンス契約を結び、日本人によるAIB監査指導員を育成して日本語によるサービスを提供しています。JIBが実施した点検内容は、一度AIBへ報告されます。内容が吟味された後に最終結果を和文の報告書として対象施設にお送りしています。

4.AIBフードセーフティ(GMP)指導・監査システムは、製パン・製粉企業
  以外でも導入されていますか?

はい。本システムは、日本の多様な食品関連施設(精米、乳製品、菓子、畜肉加工肉、弁当および食品添加物等の食品製造事業所)にも導入されています。また、食品用包装資材製造施設や流通倉庫の施設でも導入する施設が増加しています。

5.AIBフードセーフティ(GMP)指導・監査システムを導入すると、どのよ
  うな効果がありますか?
現場を点検することによって、食品安全のためのルールの不備、不徹底が洗い出され、このシステムの目的である潜在的な食品への危害の除去、特に異物混入事故の減少に役立ちます。また、食品安全に対する従業員の意識向上を図ることができ、チームワークが改善されたとの声をいただいています。

6.HACCPやISOを導入していれば、AIBフードセーフティ(GMP)指導・
  監査システムを導入する必要は無いですか?
このシステムは、食品安全管理の基盤であるGMP(適正製造規範)、SSOP(標準衛生作業手順)や有害生物防除管理、および、食品安全のための取り組みを点検します。食品安全管理を盛り込んだISOやHACCPを導入する施設において、これらのGMPやSSOPを適切に構築することが第一段階であり、不可欠です。これらが適切に構築され機能していれば、施設内の環境が整い、異物混入事故などの食品事故は起き難くなります。AIBのシステムは、この食品安全に対する取り組みの基盤を適切に構築すること、および、それらが適切に運用されているかを点検するための管理システムです。実際、ISO,HACCPを導入している施設において、本システムは活用されています。

7.AIBではHACCPの認証を実施していますか?
実施しています。 AIBのHACCP認証検査を受けるには、現在のAIBフードセーフティ(GMP)指導・監査システムにて800点以上(Excellent)を達成しなければ検査を受けられないシステムです。すなわち、HACCPの前提条件であるGMPやSSOPがしっかり構築されていなければ、HACCPが効果的に構築されていないとの判断をしています。AIBのHACCP認証取得後にもAIBフードセーフティ(GMP)指導・監査システムを受診しなければならず、もし、規定以下の評価になれば、HACCP認証は取り消されるシステムとなっています。

8.AIBの達成証書は何年有効ですか?定期的に監査を受けなければな
   らないのですか?
このシステムは認定システムではありません。監査で一定の点数以上の結果の場合、達成証書が発行されます。この証書には監査日が記載され、この日の監査の状態について達成した評価が記載されます。監査は義務ではありませんが、AIBでは自主検査の方向性を確認するために、最低年に一回の頻度で点検を受けることを推奨しています。従業員の移動や設備の設置や交換など、製造現場での環境は日々一刻と変化しています。フードセーフティ活動は、継続することが大切です。

9.食品安全の取り組み方法について教わりたいのですが?
当研究所では、実務に携わっている従業員の方々の食品安全に関する知識を高めるために、毎年、AIBフードセーフティセミナーを開催しています。また、ワークショップスタイルのHACCPセミナーも毎年開催しています。これらのセミナーにはAIBから教育担当の講師が来日し、最新のフードセーフティ情報を含めて判り易く講義します。また、従業員の教育として通信教育講座も開講しています。是非、ご活用ください。

10.AIBフードセーフティ(GMP)指導・監査システムでは、有害生物駆除
   剤の使用を認めていないのか?

本システムでは、薬剤に頼らない予防的な有害生物管理(IPM)の実施を推奨しています。有害生物駆除剤の対処療法的な使用を推奨していません。使用する場合は、管理されていない化学薬剤が製品へ混入する可能性を避けるため、目的を明確にして最小限の使用量を適切な方法で使用し、詳細な使用記録を保管することを推奨しています。薬剤を使用する前に、清掃、保全および従業員規範で改善できるポイントがないか、再度確認することを推奨します。